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【事例あり】Youtubeバンパー広告の実践から見えた効果的な使い方とは?

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あなたはバンパー広告って聞いたことありますか?

Youtubeで動画を視聴する前に流れる広告フォーマットの一つです。

 

でもYoutube広告ってあまり効果ないんじゃない?って思っている方も多いのではないでしょうか。

結論として、バンパー広告は非常に有効な手段です。

 

実際に弊社が行なった事例を交えて、バンパー広告の魅力をご紹介していきたいと思います。

 

Youtubeバンパー広告とは?

上記動画のように、Youtubeでスキップ出来ない代わりに6秒でサクッと終わる動画のことです。

バンパー広告の特徴として、6秒で終わるので見ている方は不機嫌にならずに済みますね。

参考:YouTubeの6秒間広告、約4割が「離脱要因にはなりにくい」と回答【ジャストシステム調査】

 

  • 6秒で終わる
  • スキップできない
  • ユーザーが不快にならない

これがYoutubeバンパー広告の特徴です。

上記の理由から動画広告を生業にしている弊社でも、バンパー広告は積極的に使う理由しか見つかりませんでした。実際に、Youtubeへの広告依頼があった際は、9割以上で使用しています。

続いて、実際に弊社でYoutube動画広告への出稿依頼のあったクライアント様のバンパー広告事例をご紹介していきたいと思います。

 

バンパー広告の事例紹介

あさひ自動車学校

今回は、愛知県にある自動車学校「あさひ自動車学校」様の事例をもとに実践データを共有させていただきます。(ありがとうございます!)

実践の詳細は以下のとおりです。

  • 検証期間:2017年7月〜2017年9月
  • 配信エリア:教習所から半径20km圏内
  • 配信端末:パソコン、モバイル、タブレット
  • 予算:約20,000円/月
  • ターゲティング:地域指定のみ
  • フリークエンシー:週に5回表示/人
  • クリエイティブ:1パターン
バンパー広告といえども、毎日同じ動画を何回も見せられたら、ユーザーに不快を与えかねないので同じ人に週に5回まで見てもらえるように設定をかけてました。

 

バンパー広告に使用した動画

バンパー広告は6秒間で、認知・行動を意識させなければいけません。

今回制作した動画のポイントとして、

  • 検索フォームとボタンを動画内に設置することで、検索するという行動へ誘導させている
  • 卒業生の声を動画にすることによって、リアリティを高めている

 

重点すべきバンパー広告の指標

で、肝心の成果となる指標なのですが、正直クリックではなく

  • 認知が広まったのか
  • ブランドリフトが起こったのか

に重点をおきました。

理由としては、どうせクリックされないからです!

参照:ブランドリフト(効果)とは

 

上記リンク先でも、これまでのオンライン効果指標はクリックやコンバージョンという「直接目に見える数字」で成果を判断してますが、動画広告はソレ強くないです。(断言)

 

クリック増やしたいなら、リスティング・ディスプレイ広告を出している方が効果が高いのです。(キッパリ)

 

結果発表

今回の検証で注目したポイントは「指名検索でのサイト流入数」の変化です。
結果がこちらです。

※ちなみにチラシやDMなどで、認知が広がるのを避けるために、今回バンパー広告を開始した2017年7月以降は、

一切のチラシやDMを廃止しました!(年間約600万円)

それを踏まえた上で、以下の数字となっております。

 

【2017/07-08】()内は先月対比

2017年7月:クリック数 484 表示回数 1,061
2017年8月:クリック数 634(+130%) 表示回数 1,375(+129%)

アナリティクス結果

 

【2017/09】()内は先月対比

2017年9月:クリック数 732(+115%) 表示回数 1,235(-89%)

 

数字としてはバンパー広告を継続して、Youtubeに流し続けて行くことで自動車学校名が認知され、検索エンジンから学校名を調べていくユーザーの数は増え続けていきました。

収益面はどうなったか

しかし、指名検索が上がったからといって収益は増えたのか?
これ大事ですよね。本来の広告目的なのですから。

あさひさんは自動車学校なので、広告の最終目的は「入校生の数」が最終的に伸ばしたい数字です。

 

その結果として、直近の数字としては(詳細の数は控えます)

2017年3月:2018年3月 昨対比 +120%
2017年4月:2018年4月 昨対比 +101%
2017年5月:2018年5月 昨対比 +107% ※5/25時点

という風に、現在までにバンパー広告を実施してから、どの月も昨対を上回った結果を出せております。

決して、チラシやDMを使った施策が良くないというわけではないのですが、従来の施策からデジタル施策を取り入れてみた結果、業績を伸ばすことができたという結果に辿り着くことができました。

 

まとめ

Youtubeバンパー広告は、認知度や好感度、エンゲージメントといったマス広告から得られる広告領域で効果を発揮していけます

とくに地域ビジネスといった限られたエリアで、よりビジネスの後押し、底上げをしていく宣伝効果が得られますので、今回お伝えしたポイントを抑えながら、ぜひYoutube広告にもチャレンジしてみると良いと思います。

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WRITER

村岡雄史 村岡雄史の記事一覧

株式会社GOODELEPHANTのマーケティングディレクター。
DTPデザイナー → 広告代理業 → WEBディレクター → WEBマーケターを経て株式会社GOODELEPHANTを設立。
バンドのように各ジャンルのクリエイターを集めて新しいクリエイティブを世に出せる会社を目指してます。
ビールとクラブミュージックが好きな人とはすぐに仲良くなれます。最近ハマっているのはPCDJ。
当面の夢はDJコントローラーをオフィスに置くこと。

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