アパレル業界のSNS・動画活用によってブランディングが変わる！

Facebook、Instagramを始めとしたSNSでも、アパレル各社の動画広告を目にする機会が増えてきました。

動画がきっかけで、ショップへ足を運んだり、オンラインショップで商品を購入したことがある経験がある人もいるのではないでしょうか？

今回は、多様化しつつあるアパレル業界のSNS・動画を活用したブランディング手法についてご紹介していきたいと思います。

SNS・動画配信を利用したアパレルブランドのイメージ戦略

出典：gaiax-socialmedialab.jp

もっとも動画配信サイト（YOUTUBE等）でブランディングで成功したブランドをご存じでしょうか。

それは、誰もが知っているChanelシャネルです。

シャネルの動画は、音楽と縫製を担当する裏方の手仕事（クラフトマンシップ）を軸に1分～2分の動画で展開しているのが特徴で、生産工程が短い動画で編集され、ブランド価値を高めることに成功しています。

出典：websearch.rakuten.co.jp

また、SNSではブランドのストーリーを中心に配信していて、ココシャネルというフランス人女性が帽子屋から世界的ハイブランドになるまでのサクセスストーリーや、ブランド最大の特徴であるシャネルカラージャケット、香水NO．5がどのようにして誕生したのかなど、製作秘話をストーリーにし、動画やイラストで消費者に分かりやすく伝えています。

動画になっていることで、消費者が文章からイメージを膨らますのではなく確固たるイメージを消費者にインプットさせることができるという利点があり、多くのブランドが追随しています。

しかし、SNSの普及によりブランドイメージが湾曲して消費者に伝わってしまうこともあり、ブランディングに使用するツールを適切に選ぶ必要があります。

SNS・動画メディア媒体の種類について

日本と海外で使用されている主なメディア媒体をピックアップしてみました。

・アメブロ
・Facebook
・twitter
・LINE
・Instagram
・pinterest
・Snapchatなど

これらは現在多くのブランドが起用していて、日々更新配信されています。

出典：www.difa.me/2113/swipecast

またニューヨークでは、「Swipecast」という撮影やショーに出演するモデルのキャスティングを依頼から支払まで一括管理できるアプリが登場しました。

これにより、モデル、フォトグラファー、デザイナー、スタイリスト、小売店などを最短最速でマッチングでき、電話番号を必要としないSNSでのレスポンスロスも解消することができるようになりました。

日本国内のアパレル企業のSNS・動画活用事例

出典：markezine.jp/article/detail/25083

10代～30代をターゲットにしてるハニーズはアメブロ、Facebook、Twitter、LINE、Instagram、Pinterestという6つのSNSを活用しています。

アメブロは顧客とのコミュニケーション手段として、Facebookは、企業の投稿に「いいね！」やシェアをすることで、ターゲットの友達（潜在顧客）に対しても信頼性のある情報を拡散できます。

TwitterやLINEでは商品紹介、お友達紹介キャンペーンや期間限定クーポンを配信することを目的とし、それぞれ使用方法が異なります。

ハニーズの経営理念「私たちは、いつもお客様の『声』に真剣に向き合います」に沿ってSNSを活用し、ニーズを拾い上げブランディングを行っています。

まとめ

これからのアパレルブランドが生き残るかどうかは、SNS・動画のブランディング戦略にかかってくると思います。

また世界中どこでも情報発信し、受け取れる社会になってる今、ライバルは世界ともいえます。

日本国内のみならず、グローバルな視点で商品を開発し宣伝することが必須となってきています。

SNSで気になるアパレルブランドのアカウントをフォローするだけで、各ブランドの動きや戦略を見ることができますので、片っ端からフォローしていくことをオススメします。